水回りをリフォームしたい!そうした考えが浮かぶのは長く住んでいれば当然です。
汚れや傷みも気になるようになれば、リフォームで一気に解決させましょう。
しかもお手軽さでいえば、クロスを張り替えるリフォームがおすすめです。
リフォーム内容
水回りは設備機器の交換となる工事も行えます。中古住宅なら経年劣化によって設備もガタがきます。
ユニットバスの交換、システムキッチン交換などが一例です。
その工事を考えるなら、同時に壁や床もリフォームするほうが費用を安く抑えられます。
カビについて
水回りリフォームを行うのは見た目に難が生じるからですよね。
特に水回りは「カビ」が目立ってしまいます。
カビは発生してしまうと除去することが難しく、加えて家族の健康を害す原因にもなります。
壁が黒ずんでいる場合には、通風や断熱材、防湿材に問題がある可能性もあります。
カビや黒ずみがあるならしっかりと手を加える必要になります。そのため、リフォーム専門会社に相談しましょう。
クロス選びについて
水回りは毎日、頻度よく使用する場所です。なので、デザイン性で高単価なクロスを選びたくはなりますが、頻度よく使うために機能性を重視して選ぶことをおすすめします。
汚れがつきにくいクロスだったり、湿気を吸収してくれたり、機能のオプションが付帯できるので水回りは機能性を重視しましょう。
機能性クロスについて
水回りの難点は、先に説明したように「カビ」です。
また、トイレなら臭いも難点です。キッチンなら衛生面も気になりますよね。
水回りリフォームを行うなら、機能性を重視します。ここからは、その機能性についてご紹介します。
最近では、水回り専用のクロスも各メーカーから発売されています。
防カビ・抗菌に加え、汚れ防止のフィルム加工がしてあるクロスもあります。
これであれば、汚れた手で壁を触ってしまってもシミになりにくく、拭き上げるときれいさを維持できます。
また、防カビや通気加工クロスを用いるのなら、「珪藻土」を使用しているクロスもおすすめします。
調湿・防炎・消臭効果といった優れた素材です。
水回りでも湿気が滞りやすい洗面所や、臭いが滞りやすいトイレでその効果を存分に発揮してくれます。
珪藻土をもちいた壁(床)が人気になる理由は、調湿性能に優れていて、断熱性が高く、そして室内の空気を清潔に保つからです。
珪藻土は天然素材なので、よく内装リフォームに用いられるビニールクロスと違って質感も楽しめます。
トイレや洗面(脱衣)のような水回りは湿気による「かび」が気になるので取り入れてみてはいかがでしょう。
クロスのカラー
機能面だけでなく、水回りリフォームでは見た目もやはりポイントに。選ぶ際、カラーバリエーションのあるクロスをチェックしましょう。
水回りのうちトイレは来客が使うこともあります。空間デザインを意識してみましょう。
上品な質感で、色のバリエーションも豊富なクロスなら水回り以外にも使えます。
内装に統一感を出すことも大事になります。しかし、好きなカラークロスを採用しては失敗することも…。
例えば、白や緑などのはっきりしたカラーだと汚れが目立ってしまいます。
色は白よりクリーム色の方が色に暖かみが出ます。
水=冷たさを印象づけるので、はっきりしたカラーより淡さで選ぶようにしましょう。
はっきりしたカラーは、壁の面積が広い空間には適していません。
しかし、壁面積がそこまでない脱衣所のアクセントとして使用するなどすれば、明るい色がきつくなりすぎないので、カラーコーディネーターと相談しながら取り入れてみましょう。
今回は水回りリフォームのクロス張り替えについてご紹介しました。