理想の家をつくりたい!後悔しない注文住宅の間取りの決め方
注文住宅のプランニングでもっとも重要なのが「間取り」です。
間取りは家の基本であり利便性に直結する大切なポイントです。
部屋数や広さはもちろんレイアウト次第で家の雰囲気が大きく変わる間取りをどのように決めればよいのでしょうか。
今回は、注文住宅の間取りの決め方についてポイントと注意点を紹介します。
必要な機能を満たすには設備との兼ね合いがポイント
間取りの決め方の大前提として抑えて置かなければいけないのが住宅に求められる必要な機能の実装です。
住宅には様々な役割があります。
食事のために必要なキッチンやダイニング、衛生管理に欠かせない風呂やトイレに洗面所、
リラックスするためのリビングに趣味を楽しむ書斎、沢山の荷物をしまう収納スペースなど、
間取りには全て必要な機能を賄うという重要な役割が与えられています。
間取りは必要な機能をピックアップしそれを満たすように決めていくのが基本ですが、
それぞれの機能を満たす間取りを実現するには設備との兼ね合いを考える必要があります。
具体的には水回りをどうするかが間取りの大きなポイントになります。
水回りは上下水道の配管設備を引き込む必要があるため間取りレイアウトにある程度制限が生じます。
注文住宅なら配管を伸ばして対応できますが、その分コストは上乗せされます。
一般的な住宅で風呂とトイレが近くにあるのは配管の問題が大きく影響しています。
風通しのための窓や天窓など自然環境に依存する設備についても同様です。
北向きの部屋にサンルームを作るのは難しく、
空気が悪く騒音が気になる大通り沿いに大きな窓を付けたいリビングを配置するのはお勧めできません。
必要な機能と求められる設備、それぞれの条件との兼ね合いを考えて間取りを決めましょう。
暮らしやすさは動線で決まる
図面でみるときれいな間取りなのに実際に生活してみると非常に不便に感じられる…そんな注文住宅は少なくありません。
注文住宅に不便さを感じる大きな原因は「動線」です。動線とは住宅内で人が移動する通り道のことです。
動線がスッキリ整理され短い移動距離で住む間取りほど生活しやすく、
反対に動線が曲がりくねっていたり距離が長かったりすると暮らしにくく不便に感じられます。
例えば、洗濯機置き場と洗濯物を干すベランダが離れている間取りだと、
洗濯のたびに塗れて重くなった洗濯物を抱えながら長い距離を歩かされることになり非常に不便です。
面積を無駄なく使えるように廊下をなくした間取りにすると、
移動のたびに用のない部屋を通路代わりに通ることになり扉の開け閉めなどでストレスがたまります。
コンパクトでも暮らしやすい部屋と広くても生活しにくい部屋がある理由は動線設計の違いです。
実際に生活するときの行動パターンを想定し動線に問題がないかどうかを考えて間取りを決めると毎日快適に過ごせる家が実現します。
階段はどこに配置するべきか
注文住宅の間取り決めで意外と見落としがちなのが階段です。
階段は上下移動に必要な設備ですが、間取り上は意外とスペースを圧迫します。
騒音や空気が抜けることで生じるデメリットもあるのでどこに配置するかは大きな問題です。
目立たないよう隅に置く、使いやすいように玄関脇に造る、
螺旋階段などリビングに組み込んで無駄なスペースを使わない、階段の配置だけでも色々な考え方があります。
階段の間取りを自由にできるのは注文住宅ならではのメリットです。
躯体構造との兼ね合いも考え階段の配置を考えてください。
まとめ
間取りとはたんに部屋を配置するだけの話ではありません。
その家でどう暮らすのか、家にどんな役割を求めるのかなど家そのものを考えることが間取りの決め方につながります。
リフォームで間取りを変えられるといっても注文住宅では最初に決めた間取りで生活するのが基本です。
後々の事まで考えて使いやすく家族全員が満足する間取りに決めてみてくださいね。
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2021/05/21