水回りリフォームでは、配管交換のタイミングやかかる費用、そのような内容まで検討したほうが良いでしょう。
というのも、トラブルを軽減できたり、ムダな費用をかけないことにも繋がるからです。
水回りリフォームのなかでも、この記事では「配管」に関する内容をご紹介します。
快適な水回りを使い続けるために、ぜひチェックしてみてください。
配管交換について
水回りリフォームのなかでも「配管交換をしよう」と計画する方は少ないでしょう。
普段、私たちの目に触れない部分なので、水回りリフォームの範囲に入らないことがその理由のひとつです。
配管交換を依頼する機会はそれほど多くないため、
「どうして交換しないといけないの?」「いくらくらいかかるの?」など、さまざまな疑問も浮かぶはずです。
この疑問を解決するためにも、水回りリフォームの際にはぜひ「給水・排水の配管」も同時に交換してみてください。
ベストタイミングを取る水回りリフォーム
壁や床を撤去する水回りリフォーム、そのため配管交換しやすいメリットが挙げられます。
なお、配管交換のみ依頼する場合、一部交換を含め、約2万〜30万円ほどの費用がかかる見込みです。
さらに、配管交換には壁や床を解体する工事だけでなく、元に戻す内装工事も必要ですから、そうなるとさらに費用もかかることになります。
水回りリフォームの際に同時に済ませることで、工事費用の負担分を削減できます。
これは水回りリフォーム3点セットプランや4点セットプランと同じような考え方だといえるでしょう。
配管をリフォームするメリット
水回りリフォーム時に配管も交換すると、以下のようなメリットがあります。
清潔な水の使用
金属製の配管は経年劣化により内部にサビが生じます。
サビによる水の味、ニオイの変化が気になることもあります。
水回りリフォームにて交換しておくと、いつでも清潔な水を使用できるため、安心感にも繋がります。
メンテナンスがしやすくなる
新築だった住宅も築古住宅へ。築年数の古い住宅の場合、耐用年数の短い配管が使用されていることも多いです。
現在は耐用年数の長い素材でつくられた配管が流通しています。
水回りリフォーム後、メンテナンスがしやすくなり、長く安心できる設備の使用に繋がります。
トラブルを防止できる
サビが発生すると配管が詰まってしまい、漏水の原因にもなります。
また、劣化した排水管に食べ物のクズや汚物などが詰まると厄介です。
キッチンやトイレから悪臭が発生したりといったトラブルを招くこともあるため、水回りリフォームにて防止しましょう。
水回りリフォームのデメリット
水回りリフォームにて配管を移設することもあれば、その設置場所は壁あるいは床になります。
デメリットも理解しておきましょう。
壁排水と床排水では、見た目がゴチャゴチャに見えてしまうことがあります。
配管の一部が見えやすい床排水にいえるデメリットです。
この場合には、壁排水にした方がスッキリ見えることもあるので、水回り設備の場所に注目したほうが良いでしょう。
お客さまなどから見える場所の配管は、隠れる壁排水、見えない場所なら床排水、このようなデメリットも水回りリフォームを同時に考えることで対策できます。
システムキッチンや洗面台の位置を改めて考え直したりと、対策法も見出せるようになります。
おわりに
キッチンやお風呂、トイレなどの水回りリフォームを計画するなら、同時に施工しておきたい配管。
交換しておくだけで、さまざまなトラブルを回避できます。
まずは、水回りリフォームを得意にする業者に相談からはじめてみてください。