水回りリフォームを行うにも目安がわかると始めやすいですよね。
住宅設備について、ここでチェックしておくとタイミングを見逃しませんよ。
水回りのリフォームを行うタイミング
水回りリフォームを行うタイミングとして、世間一般的に3つにまとめることができます。
タイミング1
それぞれの状況によるもの。経年劣化によるところがもっとも大きく、それによる故障も水回りリフォームのタイミングです。
設備機器の交換が必要になったときに意識しましょう。
タイミング2
使い勝手が悪くなってきたと感じるようになったら考えてみましょう。
さらに、育児や介護というように、家庭環境の変化で水回りの環境を変更せざるを得ないようになったら意識しましょう。
最新の設備が必要かな?バリアフリーにしたほうがいいかな?といった違和感が一例です。
タイミング3
複数の場所を同時にリフォームする際に、水回りリフォームも考えてみましょう。
例えば、浴室をリフォームするなら同時に洗面所もリフォームするという内容です。
必ずしも耐用年数を超えたから、経年劣化が見られるから、故障したからという内容だけがタイミングになるわけではないことを知っておきましょう。
場所別で見られるリフォームのサイン
先に挙げたようなタイミングの中でも、早いうちにリフォームに着手したほうが安心というサインもあるので、ご紹介します。
お風呂
お風呂の場合、バスタブやタイルに欠けやひび割れが生じた場合はリフォームを検討しましょう。
ひびから水が浸透してしまうと腐食などの恐れもあるからです。
キッチン
キッチンの場合には水回りの設備そのものの劣化や損傷に目が向きがちですが、壁の汚れなど周囲の環境の劣化がポイントになります。
例えば、蛇口の水漏れ、排水溝の臭い、ガスコンロの汚れなどはリフォームするまでもなく対処できる部分です。
そのためこうした部分だけでなく、壁の汚れ、収納の問題、キッチンのタイプを変えたいといった理由をプラスするとタイミングとして図りやすくなります。
トイレ
トイレの場合、故障が直接の原因でリフォームすることの多い場所です。
水漏れはもちろん、便座の故障など交換が必要になったときにリフォームする傾向にあります。
こうした故障やトラブルはゴムパッキンの交換や接続部分のボルトを締め直す簡単な修復になるのですが、その場しのぎの修復に限界を感じるならリフォームのタイミングです。
水回りのリフォーム箇所ごとのポイント
水回りリフォームといっても、それぞれの箇所ごとにポイントもあるので、こちらもチェックしておきましょう。
キッチン
キッチンの場合には、これまでと同じ場所でキッチンのみを変更や交換するのか、それともキッチンの位置まで変えて全体を大きく変えるのかがポイントです。
お風呂
お風呂の場合はタイル貼りの従来工法からユニットバスに変更するかどうかが重要なポイントです。
従来工法からユニットバスへ、あるいは従来工法のままリフォームをするなどが考えられます。
特に、水回りリフォームというと、ある程度の築年数を経て行います。
なので、従来工法の住宅の場合にはユニットバスに変更するかどうかがポイント。費用と工期に関わってきます。
トイレ
トイレの場合、トイレのみを交換や変更するのか、それとも内装や収納スペースも含めて全体のリフォームをするかの選択がポイントになります。
それだけに留まらず、トイレをどのようなタイプに変更するかも重要になります。
一般的に流通する組み合わせ型トイレからタンクレスタイプに変更するかどうかなどが一例。
トイレ内のスペースにも影響を及ぼしますから、よくよく考えてトイレ選びをしましょう。
まとめ
水回りリフォームの悩みは施工のタイミングです。
これは3つのタイプから解決ができるので、その点も考慮したうえでリフォームを行っていくと良いかもしれません。