水回りリフォーム、その期間はざっくりしています。
というのも水回りリフォーム会社の技量にもよります。
キッチン、トイレ、ユニットバスのリフォームと言っても、施主の希望や要望も異なります。
施工期間中に変更するとさらに工期は延びてしまいます。
一概に言えないのも水回りリフォームの難点です。
いざ、施工することになった際、腐食していたり、錆びついていたりというトラブルも少なくはありません。
水回りリフォームの期間は、場所によって1週間〜1ヶ月ほどかかるなど幅があるのは仕方ないことです。
浴室リフォームの例
古くて寒いお風呂をどうにかしたい、いつでもあったかいお風呂でリラックスしたいという想いから水回りリフォームを依頼するとして、「こだわる」ならば、リフォーム期間は長めに設定しておきましょう。
水回りといっても、設備機器だけの取り替えではありません。
印象は「色」で決まるといっても過言ではないでしょう。
壁、床なども含めて、白っぽく明るいイメージは狭い空間を広く見せる効果があったり、水アカ汚れが目立ちにくくなるというメリットもあります。
また「素材」の質感でも印象や機能性が変わります。
例えば、素材でポピュラーなものとして水回りに使われることも多いのは人工大理石です。
人工大理石は色柄の種類が多く、汚れが落ちやすいなどと、それぞれ特徴があります。
しかし、色や素材、それによって選択肢が増えることにもなります。
水回りリフォームは施工前の段階からスケジュール通りにいかないことが少なくはありません。
水回りのアクセントにタイルを使ったリフォーム
例えば、水回りリフォームではキッチン、トイレ、お風呂、洗面台などにタイルをよく使います。
色や風合いが多くあり、汚れが落ちやすいなど印象と機能性を備えているからです。
好みの柄を選んで自由に取り付けることが可能、アクセントをつけたい場合にも使えます。
また最近は、保温や抗菌などの機能を備えたタイルもあるので、選択肢が広がります。
水回りリフォームではタイル張りすることもあります。
外構工事は天候に左右されますが、室内なら天候による工期の遅れはありません。
しかし、タイル張りをしてみたい!と水回り自体のリフォームに限らず、ついでに施したいという方もいらっしゃいます。
その場合水回り工期は延びてしまうことも。
こうしたこだわりからも、期間は余裕をみることをおすすめします。
水回りリフォーム期間の生活
ちなみに、水回りリフォーム期間中は暮らしながらというのが難しくなるパターンもあります。
床や壁などの内部工事が必要になったり、思っていたより設備機器が劣化しており取り寄せしたり交換せざるを得なくなったりすると、その場所が工事中使えなくなります。
特にお風呂のリフォームは1日では終わらないことも。キッチンが使えないだけなら出前で済むでしょうが、お風呂やトイレは我慢ができません。
仮住まいが必要になる可能性大です。
もちろん、トイレをタンク付きからタンクレスに変更するくらいなら1日もあれば、リフォーム可能です。
広範囲をリフォームする場合も含めて、暮らしながらのリフォームが可能になるのかをリフォーム会社に聞いておくと安心できます。
まとめ
他にも知っておきたいこととしては、水回りリフォームとはいっても、フルリフォームとプチリフォームでは施工期間が異なります。
もちろん、プチリフォームのほうが費用は抑えられますが、いずれ耐用年数によって他の水回りもリフォームせざるを得なくなるのなら、フルリフォームを考えるのもおすすめです。
その場合には施工期間は長くなります。しかし、費用はちょこちょこ手を加えるより抑えられるので、将来性を考えるとフルリフォームをおすすめします。
リフォーム期間は場所や要望、技量などによって様変わりすることを視野に入れておいてください。