水回りリフォームを計画!!設備機器の交換目安10〜20年

キッチン、お風呂、トイレの水回りは毎日使うため、汚れが目立ちやすく、設備機器も毎日フル稼働。

昨日何事もなく使えていた換気扇が、今朝使うと異音がする…なんていうことも。

 

リフォームの目安は設備機器の耐用年数になぞらえて約10〜20年と言われています。

しかし目安であって、トラブルというのはいつ起きるかが分かりません。

 

今回は、計画しておきたい水回りのリフォームについてお話ししていきます。

 

キッチン

水回りのなかで、リフォームしたくなる場所・キッチン。

人気のホワイトカラーでまとめたキッチンなら、シンプルながらスタイリッシュにまとまります。

また、台所となる和風テイストのキッチンならどこか懐かしさがありつつ、洗練された雰囲気に。

 

家族や仲間が集まってにぎやかに食事を楽しめるような、開放的なつくりのキッチンへリフォームするのもおすすめです。

キッチンリフォームのポイントは、作業の流れを把握すること。デザインだけでなく、導線設計を考えたキッチンにすることです。

 

普段、キッチンでどのような作業をしていますか。

キッチン導線を設計すれば、使い勝手や作業効率アップに繋がります。

 

システムキッチンを採用するにしても耐用年数は約10〜20年。調理スペースで食材を切り、IHクッキングヒーターで炒めものをする。

その間には冷蔵庫や食器棚、食品のストック棚を行ったり来たりしますよね。

 

換気扇をつけたり、シンクで水を使ったりします。

導線を意識し、使い勝手の良い配置や設備を採用しましょう。

 

お風呂

水回りのなかで、2つのタイプに分かれる空間・お風呂。体の汚れを落とす目的と、1日の疲れを癒してリフレッシュな空間にする目的です。

こだわりが強く現れる特徴もあります。

 

ゆったりとしたバスタイムを過ごしたい、お手入れラクなお風呂場にしたい、家族が安全に過ごせるお風呂にしたいといった要望やこだわりをカタチにできます。

水回り設備のなかで、もっとも汚れやすい場所がお風呂場。

 

汚れを落とす場所になるので当然ですが、浴槽、床、壁、天井など、お手入れを怠ると湯垢やカビの発生の原因となります。

これらを踏まえ、お手入れのことを十分に考慮する必要があります。

 

汚れの原因となるカビの発生を抑え、汚れがつきにくい素材を採用したり、素材のみならず、換気をしっかりとできるように設備を導入しましょう。

なお、浴槽、換気扇の耐用年数も約10〜20年を目安に。

 

トイレ

水回りのなかで唯一、来客も利用することもある場所・トイレ。

そのため、デザインを重視した高級感のある雰囲気にリフォームするのも良いでしょう。

 

アクセントクロスで上品な印象を持たせ、空間に広がりが生まれるタンクレストイレでより高級感を演出するなど、リフォームし甲斐のある場所に。

しかし、派手過ぎないように、落ち着いたおしゃれな雰囲気を演出しましょう。

 

というのは、トイレは用を足す場所だからです。水回りのなかでも非常に狭い場所で、落ち着かない空間デザインになれば、用も足しづらくなります。

トイレリフォームは便器の交換が主な工事内容です。

 

耐用年数について、ほかの水回り設備に比べると長めです。

しかし、便器の交換だけでなく、部品交換や温水洗浄機の交換、床や壁の張り替え、収納の設置といったリフォームを行いましょう。

 

トイレの床や壁は衛生的に保つのが難しく、張替えリフォームを行うと清潔感あるキレイなトイレ空間に仕上がります。ですから、リフォーム自体はおよそ10年〜考えるのが良いでしょう。

 

おわりに

水回りのリフォームについてポイントをご紹介しました。

設備機器の耐用年数は約10〜20年と言われています。

 

その年数を見据えてリフォーム費用を貯蓄しておくことも重要です。

しかし、今の悩みを解消することや憧れの機能を取り入れることはそれより前でも可能です。

 

将来を見据えてリフォーム計画を立てることは大切ですが、今、使いづらいなら先延ばしにするのではなく、水回りリフォームのタイミングだと捉えてみましょう。