床のキズや汚れ、使い勝手の悪さなどが気になる場合は、
床をリフォームして悩みを解消しましょう。
ただ、マンションで床のリフォームをする際はいくつかの注意点もあります。
床材には多くの種類がありますが、何を選ぶかで見た目や使いやすさも変わってきます。
また、面積の大きい床は色選びも大切です。
前回に引き続き、床材の種類や色選びのポイントについてもみていきましょう。
どんな床にリフォームする?
床材には様々な種類があります。
前回に引き続き、どのようなものがあるのか
それぞれの特徴についてご紹介します。
畳
イ草の香りでリラックス効果が期待できます。
調湿効果があり、部屋の湿度を快適に保ってくれるでしょう。
断熱性もあるため、夏は涼しく冬は暖かい点も特徴のひとつです。
また、遮音性もあるため足音や物音を軽減してくれます。
ただ、湿気を吸収した畳はダニやカビが発生しやすく
飲みこぼしなどはシミになりやすいです。
日焼けによって退色も起こります。
長く使うためには裏返しや表替えなどの定期的なメンテナンスをしましょう。
床色選びのポイント
どんな床材にするか決まったら、色をどうするかも決めましょう。
インテリアに占める床の面積は大きいため、選ぶ色によって部屋の印象も変わります。
また、同じく面積の大きい壁や天井の色とのバランスも大切です。
さらに、持っている家具やカーテンとの相性、部屋のイメージに合わせて選びましょう。
白系の床
白系の床は空間を広く、明るく見せる効果もあります。
清潔感があり、すっきりとした印象にもなるでしょう。
様々な色の壁や家具とも合わせやすいです。
白っぽいホコリは目立ちませんが、髪の毛や黒っぽいゴミ、汚れは目立つと覚えておきましょう。
グレー系の床
部屋全体が落ち着いた雰囲気になるでしょう。
白系だと部屋が明るくなりすぎて落ち着かない場合などにもおすすめです。
寝室や書斎などにも使いやすい色と言われます。
ただし、白っぽいホコリや水に濡れたあとなどが目立つ点はデメリットと感じるかもしれません。
ナチュラル系・ベージュ系の床
マンションなどでもよく使われる万人受けすると言われる色です。
明るさがあり、ナチュラルで温かい印象も与えます。
インテリアや家具となじみやすく、他の色と合わせても違和感がないでしょう。
ゴミや髪の毛なども目立ちにくいです。
ダークブラウン系・ブラック系の床
高級感があり、落ち着いた印象にしたい場合におすすめです。
空間が引き締まる効果もあります。
髪の毛やゴミは見えにくいですが、白っぽいホコリは目立ちがち。
壁や天井の色との組み合わせによっては、部屋が暗くなったり、狭く見えたりすることもあります。
まとめ
床材には、フローリングやフロアタイル、コルク、クッションフロア、畳など様々な種類があります。
部屋の用途や誰が使うのかを考慮した上でで、リフォーム時の床材を選びましょう。
床の色選びも部屋の印象を左右するポイントと言われます。
色の与える印象や他のインテリアとのバランスも考えて選ぶことがおすすめです。
さらに、マンションの床をリフォームする際には制約や決まりごとも多いため、
事前の確認を忘れないようにしてください。